酒もタバコもやらず、健康診断も真面目に受けてきた58歳の妻が、背中の痛みを訴えて受診したところ、膵臓がんで余命4カ月の宣告を受けてしまいました。子どもはおらず、夫婦2人で仲睦まじく暮らしてきた私は、あまりにもショックが大きすぎて、自宅で緩和治療を受けることになった妻とどう向き合い、どんな言葉をかけてあげたらいいのか、自分が病気になりそうなくらい深く悩んでいます。(60代、男性)

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A 明るく振る舞い、奥様に真心を尽くしてください

 
 最愛の奥さまが膵臓がんで余命宣告を受けられ、それに耐えながら自宅で闘病されている姿を側で見ているのは、本当に辛いことだとお察しいたします。私も同じような経験をしたので、あなたのお気持ちは痛いほどよく分かります。

 私の妻は、15年前、57歳のときに多臓器がんを発症し、余命宣告を受けました。生長の家を信仰していた妻は、治療を受けながらも生長の家宇治別格本山*1の練成会*2への参加を切望し、個室で寝ながら生長の家の話を聴きました。その結果、悩んでいた妹と弟との不仲を解消することができて、とても喜び、1カ月後に安らかに霊界に旅立ちました。
*1 京都府宇治市にある生長の家の施設。宝蔵神社や練成道場などがある
*2 合宿して教えを学び、実践するつどい

 無理を承知での練成会参加でしたが、私は妻の望みを叶えられてよかったと思っています。あなたも奥様のことについては、奥様ご自身の思いを大切にされ、奥様のそばに寄り添い、奥様が一番望んでおられることをしてあげてください。

 それにはまず、あなたができる限り笑顔でいることです。心配な気持ちは重々分かりますが、あなたが暗い顔をして沈んでいたら奥様はなお心配してしまいますから、努めて明るく振る舞い、これまで一緒に人生を歩んでこられたことへの感謝の気持ちを伝え、その日にあった良いことやうれしいことを話してあげたらよいと思います。奥様はきっと喜ぶと思います。

 生長の家では、「人間のいのちは永遠不滅である」と説いています。たとえ肉体がなくなっても、いのちは永遠に生き続けるのです。そのような思いが、少しでもあなたの心の支えになれば幸いです。

 今この瞬間、生きていることに感謝し、奥様にできる限りの真心を尽くしてあげてください。お二人に神様のご加護がありますよう切に祈ります。

回答者:田中慎一郎
(生長の家地方講師)

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