Q 来年、高校を卒業する双子の子どもは、2人とも大学に進学したいと言っています。返済が大変そうなので奨学金は借りずに学費を用意してやりたいと思い、昨年からパートで働き始めましたが、物価高騰のため思うように貯金ができません。授業料も値上がりしていて、学費を用意できなかったらと思うと不安です。(A子・47歳)

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 お子様方の大学進学費用のご心配、お察し致します。私も、2歳違い4人の子どもがあり、大学と高校のダブル受験や、大学生2人という期間が7年もありました。それに加え、家のローンと駅前に借りたマンションの家賃も払っていて、常識で考えれば、「どうやって資金繰りをするの?」という状況でした。

 ですが、生長の家の「人間・神の子」の教えに触れていた私たち夫婦には、不思議と不安はなかったのです。生長の家では神様の世界は「無限供給」であり、神様は「必要な時に必要な資金を与えて下さる」「自分達名義の財産は何一つ無くとも、『大宇宙銀行』に無限無形の預金があって、いつでも引き出せる」と教えて頂いていたからです。

 そして、神想観*1を実修する時には、神様の無限供給が我が家に流れ入っている様子をイメージし、「○○さんは既に最も相応しい大学に合格しました。必要資金も既に用意できました。ありがとうございます」と、既に合格し、資金も充分に与えられていることを言葉で表現していました。
*1 生長の家独得の座禅的瞑想法

 同時に、それまでに我が家に与えられた全てに感謝をすることも実践しました。『無限供給の扉を開く*2に、「感謝する気持を起こした時に、自分の心が神様の無限供給に波長が合って、そこから無限供給がやってくる」(23ページ)と説かれていたからです。
*2 生長の家創始者・谷口雅春著、日本教文社刊

 さらに、言葉によって人生は創られますから、「お金がない」は「無限供給」や「宇宙大銀行に充分にある」へ、「どうしよう、心配だ」は「大丈夫、ありがたい」というように言い換えました。すると大安心の気持ちになり、自分たちの収入に加え、様々な情報や支援も得て、家計はちゃんと回っていったのです。

 神様の世界では資金は既に用意されていると信じて、感謝の心、明るい笑顔、愛と希望に満ちた言葉で、受験の応援をなさってください。きっと万事好都合に進んでいきますよ。

*回答者 矢羽田由美
生長の家山梨教区地方講師。離れて暮らす夫と、オンラインで一緒に行う早朝神想観が毎朝の楽しみ。

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