『日時計日記』*1が発刊されて20年近くになりますが、その1年目、家族や身近な人の良いところを探して日記に書いてはみたものの、なかなか続きませんでした。そこで肩の力を抜いてみようと思い、2年目からは家族への感謝の言葉を書き始めました。
*1 日々の生活の中の喜びや感動した出来事などを綴る日記。生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊

まずは「お父さん、お母さん、生んでくださって、育てて下さってありがとうございます」と記し、次は妻に「○○さん、結婚してくれてありがとうございます」、4人の子どもたちには、名前を入れて「生まれてくれてありがとう」と書きました。
さらに3人いる流産児についてもそれぞれ名前を書き、「一度は命を宿してくれてありがとう」と記すようにしました。すると、自然と嬉しく、楽しい気持ちで毎日を過ごせるようになりました。
こうした感謝の言葉を綴るだけで日記の半分近くが埋まりますが、続けているうちに、食事がいただけること、空がキレイなこと、花の色や木々の緑が鮮やかなことなど、日常の当たり前に感じていたことの尊さに気づくようになりました。そして、これらすべての感謝や喜びを『日時計日記』に書き留められることが分かってきました。
ゴミ拾いをしたことも日記に書くと、他の人がゴミを拾っている姿にも目がいき、それも早速記入しました。また、人の行動や言葉で感動したことや、良いと思ったことも見えてきて書くようになりました。
『日時計日記』は今年で19冊目になり、私の“宝物”になっています。皆さまも、ぜひ家族への感謝など、できるところから始めてみてください。書けない日があってもいいんです。書けた日を喜べばいいんですから。
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各務 洋行(かくむ・ひろゆき)
生長の家本部講師
昭和33年、愛知県生まれ。生長の家大阪教区教化部長。平成17年から生長の家本部講師。趣味は、日帰り温泉巡り。
『日時計日記』について
そんな日時計と同様、毎日の明るい出来事や希望を記録するために製作された日記帳が『日時計日記』です。
日々、明るい言葉を書き続けることにより、その言葉の力によって、毎日が明るく充実してきます。






