Q 昔から結婚願望はあるのですが、なかなか良い相手と巡り会うことができずに悩んでいます。
 会社の同僚が最近結婚したこともあり、このまま時間だけが過ぎていったらどうしようと焦りを感じてしまい、不安になることも多いです。出会いの場もなく、友人に相談すると、「相手に求める理想が高過ぎるよ」と言われてしまいました。良い相手と出会うためにはどうすればいいか教えて下さい。(29歳、女性)

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A 神様に全托し、愛を表現する生き方を大切にしていきましょう

感謝を大切にし、明るい心で生きる

 
 結婚をしたいという希望が出てきているということは、愛を表現したいという思いの現れであり、素晴らしいと思います。

 私が結婚したのは39歳のときですが、それ以前の私は、長く片想いをしていた方が結婚し、人から別の方を紹介されても結婚には至らず、いつ自分は結婚をして、子供を授かることが出来るのだろうかと悩んでいました。

 それでも結婚に向け、三正行*1や先祖供養を実践したり、両親やこの世界のどこかにいる、自分にとって最も適当な伴侶である「魂の半身」に対して感謝の言葉を唱えたりしていました。それと同時に、結婚雑誌を部屋に貼り、「すでに結婚しました。ありがとうございます」と言い続け、生長の家の青年会*2のお手伝いにも積極的に取り組み、愛を表現することを心がけました。
*1 生長の家の大切な行とされている神想観、聖経読誦・聖典等の拝読、愛行
*2 12歳から39歳までの生長の家の青年の組織

 また、自分のことを「魂の半身」に気付いてもらうためには、自分や周囲の人の光明面を認めて、自分が輝いて生きることが大切だと、ある人からアドバイスされ、『日時計日記』(生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊)を書き、心を明るい方に向けることを意識するようにもなりました。

 主人との結婚に際しては、周囲の方から沢山のご協力を頂いただけでなく、両家のご先祖様が私たちの幸福を願い、導いて下さったように思います。日頃から、ご先祖様に感謝の心を込めて先祖供養を行うことも、とても大切であると感じます。

愛の心を深めるチャンスの時

 
 愛を表現することは愛を呼びます。あなたには既に素晴らしい所が沢山あると思いますが、今はさらに女性として愛深くなるチャンスの時だと言えます。あなたが愛を表現し、神様に全托して生きていれば、きっとあなたにふさわしい方と出逢うことができるでしょう。

 私の場合、「生長の家の講師の方で、三正行を大切にしており、人のお役に立とうとしている尊敬出来る方」が理想の結婚相手でした。主人はその通りの人で、何年も授かることができずに悩んでいた子供も、今年元気に産まれて来てくれました。結婚や出産も、自分にとって最もいい時に叶えられるのだと思いました。

 あなたが「魂の半身」を探しているように、その相手もあなたを探していて、この世界でお互いの素晴らしさを表現するために出逢うのです。

 谷口雅宣・生長の家総裁の『日々の祈り──神・自然・人間の大調和を祈る』(生長の家刊)の「真我を自覚して『魂の半身』と出会う祈り」には、「私の魂の内奥の本質が輝き出すとき、その響きに感応して貴方は現われます」(188ページ)と説かれています。最も素晴らしい「魂の半身」と出逢えるように神様が守り導いて下さっているので、神の子として自信を持ち、楽しみに待っていて下さい。

回答者
新宮郁美(しんぐう・いくみ)
生長の家地方講師
京都府在住。野菜の皮や芯を使い、食材を最大限に利用してフードロスゼロを目指すほか、大豆などでノーミート料理を楽しんでいる。

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