特集解説|生き方を変えるような「一冊」との出合い
本を手に取り、ページを繰るひと時。ふと窓の外の景色を眺めると、雲がゆっくり空を横切り、静かな時間が流れていく。スマホやタブレットなどで本を読む機会も増えたけれど、紙の本を手にすると、どこか心がほっとする感じがする。昔、夢中になって読んだ本や、人から勧められた本。人生のいろんな場面で、本が自分を勇気づけ、励ましてくれた。一冊でもいい。生きる指針となるような本との出合いを大切にしよう。溢れ返る情報に流されず、自分らしく生きるために。
「日時計24」の特集記事一覧
No.188(11月号)
特集 | 自分らしく生きるための読書案内
本を手に取り、ページを繰るひと時。ふと窓の外の景色を眺めると、雲がゆっくり空を横切り、静かな時間が流れていく。スマホやタブレットなどで本を読む機会も増えたけれど、紙の本を手にすると、どこか心がほっとする感じがする。昔、夢中になって読んだ本や、人から勧められた本。人生のいろんな場面で、本が自分を勇気づけ、励ましてくれた。一冊でもいい。生きる指針となるような本との出合いを大切にしよう。溢れ返る情報に流されず、自分らしく生きるために。
No.187(10月号)
特集 | 自然の中で、深呼吸しよう
ビルとビルに挟まれながら、人混みのなかを通り抜けていく。慌ただしい日々のなかで、なんだか心が渇いてしまいそうだ。ふと立ち止まり、空を見上げる。気がつけば、周囲の木々が色づき始めていて、季節の移り変わりの早さに驚かされる。僕たちが一日の予定をこなしている間にも、種は風に運ばれ、鳥たちは海を渡り、自然の営みは絶え間なく命を紡いでいく。自分の身近にある自然を感じてみよう。深呼吸をして自然と一つになり、生かされていることへの感謝の思いを深めよう。
No.185(8月号)
特集 |「好き」がいちばん強い
自分の好きなことをしていると、あっという間に時間が経って、「自分は生きている」という充実感で心がいっぱいになる。「漫画やイラストを描くのが好き」「スポーツで汗を流すのが好き」……など、誰もがそれぞれに色々な「好き」があるはず。たとえそれが、どんなにささやかなことであったとしても、「夢中になれるものがある」というのは、とても幸せなことだ。時が過ぎていくのは早いから、悔いのないように、思い切り好きなことに取り組もう。そして、生きることを楽しもう。
No.184(7月号)
特集 | 先祖へのラブレター
先祖への意識が希薄になったと言われる現代。もしかしたら、何年もお墓参りに行っていないという人も多いかもしれない。けれども、先祖からの命の繋がりというものが確かにあって、どんなに時代を経ても、それが失われるということは決してない。思い返してみれば、不思議な感じがしないだろうか。もし先祖の誰か一人でも欠けていたら、自分は今ここに存在しないのだから。先祖を敬うことを通して、私たちは自分が生かされている存在だと知る。より良く生きるためのヒントは、きっとそこにある。
No.181(4月号)
特集 | いつも心に明るさを
ドアを開ければ、陽の光が燦々と降り注ぎ、鳥たちは木々の梢で羽を休めている。新しい日々の始まりに、ぴったりの朝。
進学や就職など様々な変化があるこの季節は、期待に胸が高鳴る一方で、うまくやっていけるだろうか、という不安もよぎる。
そんなときは、きっと大丈夫と自分に呼びかけよう。新しい環境に戸惑ったとしても、物事は必ず良い方向へと進んでいく。
たとえ困難なことが起こっても、それを乗り越えていく力があると信じ、いつも明るい心で、毎日を大切に過ごしていこう。
No.180(3月号)
特集 | 自然を想う
ふと自然のなかに身を置きたくなるときがある。スマホを操作する手を止め、空を見上げれば、雲がゆっくりと流れていく。草花の匂い、虫の羽音、土の手触り。振り返ってみれば、もう随分と、そういうものから離れて暮らしてきたように思える。僕らはみんな、自然の大きな恵みのなかで生かされている存在だ。それを知ることが、自分自身を知ることにも繋がっていく。少しずつでもいい。一度立ち止まって、自然のことに思いを馳せてみよう。より良い生き方のヒントは、きっとそこにある。
No.177(12月号)
特集 | 祈りの時間
普段、「神や仏なんて信じない」と思っていたとしても、初詣などには、多くの人々が神社やお寺に自然と足を運んでいる。誰しも、心が不安で揺れ動いたときには、目には見えない存在に救いを求め、一心に祈ったことがあるのではないだろうか。「祈り」とは、人間に元々備わっている本性のひとつなのだろう。私たちは心のどこかで、自分を超える何かを求めているのだ。喧騒に満ちた世界に捉われていたら、心が苦しくなるばかりだ。祈りを通して、自分自身の素晴らしさを見つめてみよう。
No.176(11月号)
特集 | スポーツとカラダと心
生長の家では、肉体は心の影、つまり心のあらわれであり、肉体も心に影響を与えると説いています。運動やスポーツは、体にはもちろん、心にも良い影響を及ぼすことが、多くの研究から明らかにされており、それによって、ストレスを解消させるためのセロトニンやエンドルフィンといったホルモンが分泌されることが分かっています。
No.172(7月号)
特集 | 先祖との絆にありがとう
先祖供養やご先祖様への感謝は大切だと言われます。しかし、そのことを何となく感じている方がいる一方で、ご先祖様の姿は見えないし、想像しづらいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、目に見えないものへの思いを表現することは容易ではないかもしれません。
No.171(6月号)
特集 | 平和について話そう
ウクライナや中東などで起こっていることを見聞きするにつけ、世界の平和のために自分に何ができるのか? そんな思いを持つ人は少なくないでしょう。しかし、問題が大きすぎて、自分の無力さばかりを感じてしまうかもしれません。私たちは、本当に自分の生活する場で世界の平和のためにできることはないのでしょうか?
No.166(1月号)
特集 | 私らしく、結婚
結婚って、なんだろう。多様な生き方ができるようになったいまだからこそ、結婚の意義について思いを馳せてみる。数え切れないほど沢山の人がいるこの世界で、大切なパートナーと出会えたことは、本当に奇蹟としか言いようがない。一緒に生きていくなかで、ときにはぶつかり合うこともある。そうやって、曲がりくねった道を支え合いながら歩いて行く。「苦しいことがあっても、二人で乗り越えられる」。そうお互いを信頼し合った先に、きっと二人らしい生き方が見えてくる。
No.165(12月号)
特集|食と僕らの未来
何かを食べなければ人間は生きていけない。あたり前のことのようだけれど、普段はそんなことは意識にあまりのぼらない。忙しい日々のなかで、食生活が乱れがちになり、手軽なファストフードばかりを食べているという人も多いかもしれない。でも、自分が何を食べるかは、自分がどう生きるかということだけでなく、じつは地球の未来にも密接につながっている。自然や他の生物と調和した、より良い世界を築いていくためにも、まずは、自分の食生活について見つめ直してみよう。
No.164(11月号)
特集 | 道は開ける
私は年少の頃から、生長の家の教えを信仰していた母に連れられて、生命学園に通っていました。そこで講師の先生からとても可愛がられ、他の参加者の子たちと一緒にお菓子作りをしたりするなど、楽しく過ごしていたことを覚えています。ところが、小学2年生になった頃から、クラス担任の目が届かない休憩時間に、一部の同級生からいじめを受けるようになりました。(32歳・男性)
No.163(10月号)
特集 | 独創力を磨く
優れた芸術にふれて、思わず言葉も出なくなるほど感動で心がいっぱいになった。そんな経験をしたことはないだろうか。よく分からないし、うまく説明できないけれど、不思議と心を動かされる……。大切なのは、言葉にならないその感動だ。私たちのなかに、素晴らしい創造性や独創力が宿っているからこそ、その作品に心が共鳴したと言えるのだから。「自分には、才能なんてない」なんて、呟(つぶや)くのはやめよう。「何かを創り出す力が、自分にはきっとある」と信じてみよう。
No.159(6月号)
特集 | 人づきあいで大切なこと
学校や職場、そしてSNSなどを通して、私たちは日々さまざまな人たちと出会い、そのなかから多くのことを学んでいく。でも、ときには相手との関係がうまくいかなくなって、心がすれ違い、仲間のなかで孤立してしまうようなこともある。どうすれば、もっと人づきあいを楽しむことができるのか。どうすれば、もっと相手と心を通わせることができるのか。あなたの目の前に現れる人たちは、きっと何かをあなたに教えてくれている。まずは、それを知ることから始めてみよう。
No.158(5月号)
特集 | 信仰を持って生きる
神社や寺に初詣に出かけ、教会で結婚式を挙げる。普段はそうしたことに抵抗を持たず、私たち日本人は生活をしている。けれどもその一方で、「宗教」とか「信仰」と聞くと、怖いものというイメージが浮かび、身構えてしまうのはなぜだろう。人は長い歴史のなかで、より良く生きたいと願い、何か大いなるものの力を信じて祈るということを大切にしてきた。そうした信仰を持って生きることに、どんな意義があるのか。世界が紛争に揺れる今こそ、その意味を一緒に考えてみよう。
No.156(3月号)
特集 | 自分らしさとは
自分らしく生きたい。きっと多くの人がそう思っている。けれど、そもそも「自分らしさ」って一体どういうものなんだろう。
「本当の自分」を見つけようとしてもがいているうちに、かえって自分を見失い、人との関係にも疲れてしまうことがある。
「もっと自由に、個性を発揮して生きる」という言葉に疲れてしまったときは、ひとまず深呼吸をして、空を見上げてみよう。
あなたには、あなたにしかない才能や個性がすでに備わっているのだから。気負うことなく自分を大切にして生きて行こう。
No.155(2月号)
特集 | 地球と食
いつも食べているものについて、それがどのように作られたものなのか、普段はあまり気にすることがないかもしれない。でも、「食」は生きていくうえでとても大事なもの。私たちの体を作っているのは、私たちが食べているものなのだから。よく食べることは、よく生きることにつながる。だからこそ、自分が何を選び、食べるかという選択が重要になってくる。大切なのは、その選択が、かけがえのない地球を守ることにもつながっていくのだと知ること。「食」について一緒に考えよう。
No.153(12月号)
特集 | 結婚と私の生き方
世の中はどんどん移り変わっていくけれど、誰かが誰かに恋をして、相手を大切に思う気持ちは決して変わることがない。
その一方で、恋愛の先に「結婚」の二文字が見えてきても、なんとなく漠然としていて、遠い先のことのようにも思える。
人はなぜ恋をして、結婚したいと思うのだろうか。良きパートナーを得て、どんな人生をともに築いていきたいのか。
いま恋をしている人も、そうでない人も、まずは自分の望む理想の未来を思い描いてみよう。心の窓を大きく開け放って。