Q 私が悪口を言いふらしたと誤解したお隣さんは、私が挨拶をしても無視するようになり、気まずい状態がここ1年続いています。出かける時や帰宅する際、お隣さんと会わないようにと気を使うのにも疲れてしまいました。どうすれば誤解を解いて、以前のような気持ちの良い近所づき合いができるようになるでしょうか。(B子・47歳)

siro169_Q&A_1

 縁あって出会う人々と、明るい関係を築くにはどうすれば良いのでしょうか。

 私もかつて、近所の方から「○○さんがあなたのことを悪く言ってましたよ」と言われて、知らず知らずのうちに嫌な思いをさせていたのかもしれないと反省したことがありました。挨拶は交わしていたので意外でしたが、頂き物のお裾分けを持って訪ね、良い関係を築けるように努めました。

 谷口雅宣・生長の家総裁はご著書の『太陽はいつも輝いている』(生長の家刊)の中で、次のようにご指導下さっています。

「“悪”という積極的な存在がそこにあるのではなく、善の表現が不十分なところが“悪”のように見えるだけである。それは、『闇』という実体が存在するのではなく、光の不在が黒々として見えるのと同じである。闇を消すためには、闇から目を反らすのではなく、一見闇として見えるものの近くで光を遮っているものを取り除き、光を通してやれば、自然にそこは明るくなる。その時には、闇はすでに無いのである。そういう解決に至るためには、『光はいつもそこにある』こと、つまり『神が創造された本当の世界は善一元(ぜんいちげん)である』との信念と信仰が必要なのである」(30ページ)

 そのような信念と信仰を持つために、生長の家では神想観という瞑想をお勧めしています。神想観の中で、神様が創造された善一元の大調和の世界を、心の眼で観じるのです。
* 生長の家独得の座禅的瞑想法

 ただ神様の無限の愛、知恵、生命に生かされていることに感謝し、自分もお隣さんも神様の一つ命であることを祝福し、悦んで下さい。

 家族や身近な人への感謝を明るい言葉で表現しましょう。まず、心が神様の無限の愛に満たされ、悦びが湧いてくることが大切です。心が愛に満たされることで、お隣さんとの調和が実現するでしょう。お幸せをお祈りしております。

*回答者 二俣玲子
生長の家東京第二教区地方講師会会長。娘3人は結婚し独立。夫と2人で暮らす。

あなたの相談をお寄せください

誌上では匿名になりますが、住所、氏名、年齢、生長の家の信仰歴を明記の上、お送り下さい。
なお、掲載しない場合でも生長の家講師等からの回答をお送りします。

〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8240番地8182
生長の家メディアセンター内 日本教文社「白鳩Q&A係」
FAX:055-213-5022
メール:shirohato@kyobunsha.jp
(携帯電話のキャリアメールでは、迷惑メールの設定によって受信が出来ない場合があります)