Q 主人からカードローンの返済ができなくて困っていると打ち明けられました。

家計は主人に任せていましたが、何の借金なのか問いただしても固く口を閉ざしたままで、主人に対する不信感から離婚を考えています。大学生の娘は不登校になり、生きるのがつらいと言います。借金問題と娘のことで不安でしかたがありません。(B子・45歳)

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 ご主人からの突然の言葉に大変ショックを受けられたことと、心中お察しいたします。さらに、お嬢様はご両親のことを気づかって、心を痛めて登校できない状況にあると思われます。ご主人は家族に心配をかけたくないという思いから、自分で何とか解決しようと努力してこられたのではないでしょうか。

 一番信頼でき、愛する妻であるあなたに打ち明けられたことに、まず感謝しましょう。ご主人はあなたや家族を一番愛しておられるからこそ、共に乗り越えていきたいと決意して打ち明けられたのだと思います。

 私にも同じような経験があります。私の場合は、消費者金融からの突然の請求電報でした。寝耳に水のことで、ショックと憤(いきどお)りで主人を問い詰め、離婚の話もしました。そんな時に生長の家の教えを伝えられました。生長の家で教えられたのは、先祖や父母に感謝することと、主人の良いところを探して日記に書いて讃嘆することでした。それを実行すると、互いに相手の気持ちを思いやれる夫婦となることができたのです。

 生長の家では「解決できない問題はない」と教えています。谷口純子・生長の家白鳩会()総裁は『46億年のいのち』(生長の家刊)の中で、次のようにお教え下さっています。

「困難が目の前にあると、人間はそれに心を捕えられ、感情的に呑み込まれてしまいがちだ。(中略)けれども困難の原因は、その困難な“悪現象”そのものにはない。“悪現象”をどんなに見つめ、分析しても、迷宮にさまようばかりである。困難を“悪”と決めつけて、排斥するのではなく、目の前の困難は、自分の不足を教えてくれる“宿題”や“課題”であり、実は“善”でもあると知ることだ」(166ページ)

 生長の家でお勧めしている『日時計日記』(谷口純子監修、生長の家刊)に、ご主人や娘さんへの感謝や讃嘆の言葉を書き記してみて下さい。必ず解決の光が見えてき、また元の幸せな暮らしが戻ってきます。

 生長の家の女性の組織

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*回答者 飯田雅代
生長の家地方講師。鹿児島県在住。生長の家の伝道活動のかたわら、夫婦で有機野菜作りに汗を流している。

 

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