Q 私は子どもの頃から、様々な病気を経験してきました。今も心身症を患っています。
数年前に私の病気を理解してくれる夫と結婚できたことは人生最大の幸せだと思っていますが、なぜこんなに病気の多い人生なのでしょうか? 私は何をするために生きているのでしょうか? 出来れば誰かの役に立ちたいと思っています。 (A子・33歳)
長年闘病され、今も不調を抱える中でも“誰かの役に立ちたい”と愛の心を持って、現状を打破されようとしているお姿に感銘を受けました。
生長の家では、一人一人の内に完全円満な素晴らしい神様の生命が宿っている。私たちが意識しなくても食物を消化し、栄養素を配列して細胞をつくり、あらゆる器官と連動させて、内臓までも修復してしまう力があり、この頭脳智を超えた生命こそ私たちの本体で、肉体は生命の乗り物である。神様の生命を体を使って表現し、魂を向上させるために、私たちは生まれてきたと説いています。
健康になるには、私たちの中に備わっている自然療能力を堰(せ)き止めるストレスや破壊的想念を捨てる必要があります。それには感謝の心を起こすことです。
具体策をご紹介します。今までどうやって気持ちや体調を立て直してきたか、誰かの役に立ちたいという気持ちをどうのようにして持てるようになったのか、想いを巡らして書き出してみて下さい。がんばってきたご自身を発見でき、そばにいてくれる人たちの愛に感謝する気持ちが湧いてきます。
また、早朝の空を眺めることもおすすめします。見事なグラデーションを描きながら光が満ちていく空を見ていると、「必要なものはすべて与えられている」という実感が湧いてきます。人間を始め、一切の動植物は自然の営みに生かされています。自然との一体感を味わい、自然界のリズムに呼応した規則正しい朝型の生活は、心身の機能が健全に働くための礎(いしずえ)となります。
体を起こすことさえ辛い日は、フェイスブックにある生長の家本部講師の講話ビデオを視聴してみて下さい。講師の光のコトバで心をチューニングし、日々を照らす温もりを見失わないで下さい。神様に認められて、必要とされて、今ここに生かされているA子さんです。あなたがますますお幸せでありますように、お祈り致します。
*回答者 S.Y.
生長の家地方講師。ソーシャルワーカーとして病院に勤務。その日の学びをノートに書き出す習慣がお気に入り。
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