今回は、1月号、一年の始めということもあり、縁起が良いものを紹介したいと思い、「日向(ひゅうが)のお伊勢さま」として親しまれている、宮崎県日向市の大御(おおみ)神社に行ってきました。
大御神社は、皇祖天照大御神をご祭神とする古社で、日本では珍しく、本殿、拝殿は、日向灘に臨む柱状の岩の断崖に建立されています(写真①)。
また、岸の崖が波で浸食されてできた海食洞には、摂社、鵜戸(うど)神社(写真②)が鎮座し、鵜戸神社の祠(ほこら)の前から振り返ると、入口付近の形が、「昇龍の光」のように見えることからパワースポットとしても知られています(写真③)。
私が住んでいる熊本県の錦町からは車で片道3時間もかかるため、今まではなかなか足が向きませんでしたが、皆さんに紹介したい一心で、昨年(2021)の9月中旬、思い切って出かけてきました。
日帰りのドライブは、結構ハードではあったものの、断崖に佇む大御神社、神秘的な昇龍の光をこの目で見ることができて、心は充実感でいっぱいでした。今年一年、またよろしくお願いいたします。(次回は、身近なところにある自然の風景を紹介したいと思います。)