Q | 以前から占いや風水などが好きで、雑誌に載っている星占いなどを読んでは一喜一憂したり、運気がアップするようなものを部屋に置いたりしています。 |
以前、興味本位で占い師の人に運勢を占ってもらったこともあるんですが、良いことも言われた一方で、気になるようなことも言われ、心がモヤモヤするようになってしまいました。占いは信じない方がいいんでしょうか? (22歳、女性)
A | 外からの言葉に振り回されないように、心を明るくする練習をしていきましょう |
あなたのように、占いが好きな方はたくさんいらっしゃると思います。私も学生の頃、朝のテレビ番組で流れていた星座占いによるランキングを見ては、結果に一喜一憂しながら登校していました。
一方で、私はその星座占いの結果でなんとなく上位になることが多く、「自分は運のよい人間なのかもしれない」と楽観的に思うようにもなっていました。
そのように、自分にとってプラスの方向に働く分にはよいのですが、質問には、「興味本位で受けた占いで、気になることも言われ、心がモヤモヤするようになってしまった」とあります。確かに占いには、そういったマイナスの側面もありますね。
自分の内なる声を聞く
私自身も、占いをしてもらおうかな、と思うことがたまにあります。それは、こうありたい、と思う理想の自分と、今の自分にギャップがあり、その差をどうしたら埋められるか、そのきっかけが欲しい、というような思いからです。ただ、その一方で、自分の人生を占いに頼るのは他力本願な気もするし、占いには「誰にも当てはまるよね?」ということもよく書かれていたりします。
でも、生長の家では、「心の法則」といって、心で強く思い続けたことが自分の周りに展開していき、自分の人生を形づくっていくのだと説いています。ですから、一瞬一瞬に何を思うかが大切であって、外から与えられた不安要素のある言葉に振り回されず、内なる正しい声を聞く練習をした方が、より建設的だと私は思います。
人生とは、自分の心でどのようにも切り開いていくことができるものなのです。
心を明るくするために
そのためには、生長の家独得の座禅的瞑想法である「神想観」を実修したり、毎日の生活のなかの善いことばかりを記録する「日時計日記」(生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊)を書いたりして、潜在意識を明るい方向にもっていくことが大切です。生長の家には、心を前向きにしてくれる、素晴らしい書籍もたくさんありますので、迷ったときは、それらの本を紐解いてみて下さい。
また、現在は「生長の家本部講師等による講話ビデオ」といって、様々なテーマを生長の家の講師が説く動画をどなたでも見ることができますので、それらを参考に、心の指針として物事を前向きに捉えていただけたらと思います。
最後に、今後の生活が自分の天分を生かした、最良の道となりますよう、祈念いたします。
●生長の家本部講師等による講話ビデオ
(SNI-動画リンク集)
T.H.
生長の家地方講師、山梨県在住。趣味は音楽鑑賞、繕いもの。最近、星野源と料理家・土井善晴による食にまつわるラジオ対談を聴き、「料理は食材との対話である」といったお話をされていたのが興味深かったです。
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