Q 夫の実家で義父母と同居していますが、姑は私が仕事をしていることを引き合いに出して、「あなたは忙しいから」と私の意見を聞いてくれず、疎外感を感じています。夫に相談しても、「気にし過ぎじゃない?」と取り合ってくれません。娘の面倒を見てもらって助かっていますが、夫の実家で淋しさを感じています。(A子・33歳)
ご主人の家族と同居され、疎外感を感じているご心境、お察しいたします。お姑さんから「あなたは忙しいから」と言われているとのことですが、そのような言葉は、あなたを家族として愛していて、あなたが仕事をしながら家庭のことを頑張っている姿を見て、気づかってくれているのではないでしょうか。
お姑さんの言葉をどう捉えるかは、あなたの心次第です。例えば、コップに半分入った水を見て、「半分しかない」と思うか、「半分もある」と思うかで捉え方が違ってきます。あなたを取り巻く出来事や、周りの人の良い面に心を振り向ける習慣を身につけると、心が明るい思いに満たされ、運命が良い方向に向かっていきます。
娘さんの面倒を快く見てくれるお姑さんに感謝し、お姑さんの良いところを見つけて、それを「コトバ」で表現してはいかがでしょうか。コトバには、直接伝える言葉の他に、表情や心の思いも含まれます。
直接伝えるのが難しければ、日記などに書くことをおすすめします。生長の家には良かったこと、明るいことを綴っていく『日時計日記』*があります。お姑さんをはじめ、ご家族、そしてご自身の良いところや、その日あった嬉しかったことなどを書いてみて下さい。続けることで疎外感や淋しさが消え、明るく喜びに満ちた心に変わります。
*生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊
私も義母と同居しており、価値観の違いにとまどうこともあったりしますが、それ以上に良いことがたくさんあり、それを周りの人に伝えるようにしています。義母は花が好きで、よく庭の手入れをしていて、近所の方から庭をほめられたら、「お義母さんがきれいに手入れしてくれるおかげです」と伝えています。そして、私が心置きなく仕事をできるのも、義母が家のことをしてくれるおかげと感謝しています。
あなたのご家族がますます明るくお幸せな毎日を過ごされますよう、心からお祈り申し上げます。
*回答者 阿仁屋智香子(あにや・ちかこ)
生長の家山梨教区地方講師。義母、夫、中学生の息子の4人家族。休日には家族で温泉めぐりを楽しむ。
あなたの相談をお寄せください
誌上では匿名になりますが、住所、氏名、年齢、生長の家の信仰歴を明記の上、お送り下さい。
なお、掲載しない場合でも生長の家講師等からの回答をお送りします。
〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8240番地8182
生長の家メディアセンター内 日本教文社「白鳩Q&A係」
FAX:050-3510-9356
メール:shirohato@kyobunsha.jp
(携帯電話のキャリアメールでは、迷惑メールの設定によって受信が出来ない場合があります)