●材料(4人分)
ベビーホタテ……120g
里芋……中6個(240g)
にんじん……1/2本
ごぼう……1/4本
こんにゃく……1/3枚
かまぼこ……8切れ
しめじ……2/3パック
万能ネギ……適宜
ぎんなん水煮……8個
〈調味料〉
だし汁……800cc
酒……大さじ1と1/4
みりん……大さじ1
しょうゆ……大さじ1
塩……小さじ1/2
和風だし(顆粒)……小さじ1
●作り方
- ① ごぼうをささがき(少し厚め)にして、下茹でする。
- ② 里芋を拍子木切り(太さ7〜8ミリ)にする。かまぼこ、にんじん、こんにゃくを短冊切り(厚さ3ミリ)にする。しめじはほぐす。
- ③ 万能ネギを薄く小口切りにする。
- ④ 鍋にだし汁を沸かし、①のごぼう、②の食材、ぎんなんを入れて煮る。具材が柔らかくなったら、和風だし、酒、みりん、しょうゆ、塩を入れて味付けする。
- ⑤ ④にベビーホタテを入れて、沸騰直前の火加減にする。10分程度火にかけたのち、火から下ろして冷ましながら味を含ませる。
- ⑥ ⑤を再度火にかけて温めた後、器に盛り付け(煮汁も一緒に)、③の万能ネギを散らす。
Point
新潟県の郷土料理「のっぺ」を参考にしたレシピです。風土の特徴である山の幸と海の幸の旨みが合わさった料理で、味付けはおつゆまで美味しくいただけるよう薄味に仕立てます。また、すっきりとした風味にするため、煮立たせないのがポイントです。薄味では具材に味が付きにくいため、火から下ろしたあとに、ゆっくり冷まして味を含ませます。
食堂からのメッセージ
職員の健康管理も食堂の大切な仕事。健康的な「食」への関心を高めてもらいたいという食堂スタッフの願いから、毎月の献立表に「食堂だより」の掲載が始まった。夏バテ防止や免疫力アップなどの健康に役立つ情報が、栄養士の視点から詳しく書かれていて、職員も「体に良い食生活を意識しようと思った」「暑い時期こそ温かいものが良いと知り参考になった」と、食堂からのメッセージに関心を寄せている。